チョコレートの祭典サロン・デュ・ショコラ
大学院の第1学期も後半になりました。
先週は授業がお休みだったので、憧れの、サロンドゥショコラ・パリへ。
ロンドンからユーロスターに乗って行ってきました。
サロン・デュ・ショコラとは?
毎年10月にフランス・パリで開催されるチョコレートの祭典。【Salon du chocolat】。
1995年にスタート。これ以降、日本、アメリカ(ニューヨーク)、中国(北京、上海)、ロシア(モスクワ)など世界各国でも独自に開催されるようになった。
日本では東京(2003年~)、京都(2006年~)、名古屋(2006年~)、札幌(2007年~)、福岡(2009年~)、仙台(2009年~)、大阪(2012年~)で開催されている。
各会場には大物パティシエや有名ショコラティエが来場し、セミナーの開催や技術披露などで話題を呼ぶ。参加ブランド数や来場人数は年々、規模が拡大している。
日本では行ったことがありましたが、
パリへは、4年前からずっと行きたいと思っていました。
思ったこと、気づいたことを3つに分けて書きます。
❶チョコの祭典、エンターテイメント
エンターテイメント性が強く、家族づれが多かった。
40ユーロで4人家族入場券があったのが印象的
子供達もチョコ作り等を体験できて。
違う国で作られているカカオや農家さんのことも学べる機会になっていればいいなーと思いつつ。
生産国がブースを出して、観光の紹介もしていたし、
フランスにはいろんな国からきた子供達がいるから、
日本で育つ子供達よりもずーっと世界が近くにあるのでしょう。
❷ヨーロッパのチョコレート市場は想像以上に大きい!
こんなに面白いチョコレート屋さんがフランスにあるんだ!!!
となんども感心しました。
日本のチョコレート文化はまだまだ始まったばかり。
それでも、今年はジャポニズム関連のイベントとして日本ブースがあったり、日本のお店もお客さんも多くてびっくり!日本をどう見せるかっていうのも、それぞれのブランドで違って面白かったです。お茶とか日本酒とかパリの人は日本が好きみたい。
❸ビーントゥーバーがやっぱり面白い!
ヨーロッパのチョコレート市場の大きさを感じ、ビーントゥーバーの面白さを再発見
おすすめのチョコレート屋さんを紹介!
Chocolaterie A. MORIN 🇫🇷
http://chocolaterie-morin.com/
日本で知り合ったチョコに大変詳しい方会場で偶然再会し、教えて頂いたMORIN!
クスコ産のチョコレートがとても美味しかったです!他のも美味しかったけど味はこれがベストな出会いだったかもしれない!
SVENSKA KAKAOBOLAGET 🇸🇪
http://www.kakaobolaget.se/japan/
パッケージが可愛い!でもそれだけじゃない!ペルー産が美味しかった〜
(MORINのクスコもペルー、もしかして私には南米カカオが合ってる?!)
BEAN TO BAR仲間で一緒に輸入したり、産地に行ったり協同していると教えてくれました!タブレットの形もおしゃれなんだな〜〜
FRIIS HOLM🇩🇰
日本でも人気のチョコレート。「発酵時に何回混ぜるかでも味が違う」という事を食べ比べれる事に感動。農村に専門家を置いて徹底管理しているそう!
OIALLA 🇩🇰
こちらもおすすめしてもらって知ったチョコレート。
カカオ%が低いものも、甘すぎず食べやすかったです。シンプルなパッケージも良い。
ENCUENTRO 🇫🇷
https://www.chocolatencuentro.com/
ブースのおしゃれさに惹かれたパリのチョコレートやさん。
カカオ豆の殻(ハスク)を煮出したお茶(ここではinfusion de cacaoと呼んでいた)に久しぶりに出会ったので、懐かしくなって購入。そしてバナナを入れたチョコスプレッドも購入(しつこい甘さではなくて、カカオとバナナの酸味がお気に入り)
チョコレートもカカオもまだまだ奥が深い!
改めてチョコレートの深さを知った機会になりました。
自分の大学院の勉強に参考になりそうなことも見つけて、
一生チョコやカカオとは関わって行きたい、と思ったパリ訪問でした。
滞在先は、インドネシアで出会って、日本で再会した旅好きの友人のお家に泊めてもらいました。観光客と地元民の間くらいに立てて嬉しい。
セーヌ川の辺りを歩いてエッフェル塔見るくらいしか観光してないので、また次回。
最後に、
私の旅のモットーがユーロスターで紹介されていたので(笑)紹介します。
ASK LOCAL NOT YOUR PHONE